2013年1月7日星期一

焦点:米大統領2期目の就任式は参加者大幅減、前回と様変わり

焦点:米大統領2期目の就任式は参加者大幅減、前回と様変わり
[ワシントン 26日 ロイター] 来年1月21日に行われるオバマ米大統領の2期目の就任式は、黒人初の大統領が誕生した2009年に比べて参加者が大幅に減少する見通しだ。祝賀ダンスパーティーは数が減り、ホテルやレストランは予約の空きが目立つなど、1期目の前回から様変わりしている。

09年の就任式は参加者が過去最高の180万人に達したが、市当局によると今回は80万人強にとどまる見込み。このため式典まで1カ月を切ったというのに、高級なホテルやレストランはいまだに予約が可能な状態だ。

式典が行われるナショナル・モールを一望できるマンダリン・オリエンタル・ホテルは、当初は就任式期間中について予約受付は4泊以上としていたが、その後条件を3泊に緩めた。

09年には宿泊希望者が殺到したため、首都ワシントンやメリーランド州、バージニア州で住宅を貸し出すオーナーが現れ、就任式の行われる週に巨大な賃貸市場が出現。俳優など著名人の中にはコンドミニアムを5泊で3万ドルで貸し出したケースもあった。しかし今回はワシントンのコミュニティサイト「クレイグリスト」に掲載されている、就任式向けに住宅を貸し出すという広告はほんのわずかだ。

高級物件を手掛ける不動産会社のヒル・スロウィンスキ氏は「前回は賃貸不動産市場に人が押し掛けた。(今回は)それほどの勢いはない」と話す。

民主党の有力政治家がひいきにしているステーキハウス「パーム」も状況は同じで、式典前夜の1月20日土曜日は一部のテーブルで夜の予約が可能だ。40年以上にわたりパームを経営してきたトミー・ジャコモ氏は「盛り上がっていない。普段の状況と変わらない」と述べた。09年はオバマ氏の支持者にとって就任式はかつてないほどの歴史的な出来事だったが、2回目にそれほどの重みはないだろうという。

確かに2期目の就任式は盛り上がりを欠くもので、特にレーガン大統領の1985年の2回目の就任式がそうだった。このときは寒波に見舞われ、行事の多くが建物内で行われた。

オバマ大統領の2期目の式典が湿りがちなのは、憲法で定められた宣誓日の20日が日曜日に当たるためパレードなど屋外の行事が翌日に繰り越されたことも影響している。

さらにヘイアダムス・ホテルのジェネラルマネジャー、ハンス・ブルーランド氏は、「財政の崖」をめぐる政府と議会の話し合いが続いており、交渉が決裂すれば米経済が悪化する恐れがあることも祝賀ムードに水を差していると指摘した。

こうした経済情勢が一因となり、大統領は今回の就任式での正式な祝賀ダンスパーティーの数をわずか2件に設定し、09年の10件から大幅に削減した。これは1953年のアイゼンハワー大統領の1期目以来で最も少ない。

オバマ陣営は09年に「ワシントンの風習を変える」一環として企業やロビイスト、政治行動委員会(PAC)からの寄付なしで、就任式のために5300万ドルを調達して見せた。今回は、そうした団体からの献金は歓迎されている。ただ、報道担当者はこれまでの資金調達ペースについてはコメントを拒否した。

09年は就任式に対する個人献金の上限が5万ドルに設定されていたが、今年は25万ドルまで受け付ける。この金額を払えば、VIP用受付を利用する権利や、パレード観覧席予約をはじめとする特典を享受できる。

(Samuel P. Jacobs記者)【関連記事】 コラム:政治の年だった2012年、「真打ち」は日本 米タイム誌「今年の人」にオバマ大統領、08年に続き2回目 コラム:株式市場が告げる「米銃規制の転機」 焦点:米乱射事件が迫る銃規制強化、「逃げ腰」大統領も対応不可避 2012年のゴールデンツイート、オバマ米大統領の「あと4年」
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